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南行徳ひびき整骨院BLOGコンパートメント症候群とは?

コンパートメント症候群とは?

2020/09/10
みなさまこんにちは!

南行徳ひびき整骨院のブログをお読みいただきありがとうございます。 今回はコンパートメント症候群について書かせて頂きたいと思います。

 

コンパートメント症候群の主な症状は圧痛(押された時の痛み)・腫脹・感覚障害・運動障害などが見られます。

コンパートメントという言葉には聞き馴染みがないと思いますがこれは日本語に訳すと区画を意味します。コンパートメント症候群は前腕と下腿(ふくらはぎ)に起こりやすいです.前腕は屈筋群(手を下に向ける筋)コンパートメント・伸筋群(手を上に向ける筋)コンパートメント・橈側伸筋群コンパートメントの3つに分かれます.下腿は前方区画・外側区画・後方浅区画・後方深区画の4つに分かれます。区画内の内圧が上昇することで血行障害や神経障害を引き起こし筋の機能不全を引き起こします.前腕は屈筋群、下腿では前方と外側でコンパートメント症候群が発生しやすい区画となっています。

 

コンパートメント症候群は大きく2つに分けられます。ひとつは交通事故やスポーツなどで骨折や打撲などの大きい外力によって発生する外傷が原因となり内出血が引き金となって起こる急性コンパートメント症候群とスポーツや立ち仕事などによる慢性コンパートメント症候群とに分けられます

。 ここで特に注意しなければいけないのが急性のコンパートメント症候群です.急性のコンパートメント症候群は大きな外力を伴う外傷の後に発生するため、大きな怪我をした後24〜48時間は注意が必要になってきます。急性の場合は残念ながら整骨院では治療できないため直ちに医師に診てもらい筋膜切開などの処置が必要になってきます。急性は不可逆的な障害になってしまう可能性があるため迅速な対応と判断が必要で大きい外傷の後に感覚障害や運動障害が起きた時は十分に注意をしてください.またテーピングをきつく巻き過ぎると圧迫により内圧の上昇が起こるためテーピングを自分で巻く際には締め過ぎないようにしてくださいね。

 

慢性のコンパートメント症候群は腕では例えばウエイトトレーニングや剣道また重いフライパンをよく使う人など腕を酷使する人に発生しやすいです。下腿ではランニングや長時間仕事などで立ちっぱなしの人に発生しやすくなっています。慢性コンパートメント症候群は、運動によって筋容量が増えることに対して区画が拡大できないここによって発生します。原因としては筋膜の肥厚や長期間のトレーニングで筋肥大が区画の余裕をなくしている場合もあります。

慢性コンパートメント症候群の症状は運動中と運動直後の痛みや痺れなどが現れます。また内圧が上昇している区画の筋肉を伸ばすと痛みが出るのも特徴的です。このような症状が出てきたら一度運動を中止し安静な状態にしてください。またアイシングを行うのが良いと思います。

予防法として前腕は橈側・尺側手根屈筋、腕橈骨筋、長・短橈側手根伸筋のストレッチ、ふくらはぎでは腓腹筋、ヒラメ筋、スネの前脛骨筋のストレッチが有効です。

慢性コンパートメント症候群の治療法は緊張状態になっている筋肉を緩めてあげることが必要となってくるため手技療法や電気療法などで該当区画の筋に肉にアプローチをしていきます。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。コンパートメント症候群について少しは知っていただけたでしょうか。からだの痛みやしびれなどは筋肉や神経が原因で発生します、腕や脚などで今回書かせていただいたような症状でお悩みのかたは一度当院にご相談ください。またこれ以外でもお体の事で少しでも気になるところつらいところがあればお早めにお問合せください。

交通事故は整骨院でも治療が受けられます。
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