巻き肩とは、腕が体の真横よりも前方に位置する状態であり、猫背にもなりやすくなります。この状態が続くと、首や肩こり、腰痛などの不調の原因となり、さまざまな症状が発生します。 巻き肩の原因は、スマートフォンの使用やデスクワークにより、腕を前方に出す姿勢が続くことです。
巻き肩の原因
スマホは現代において欠かせないものであり、多い人では1日10時間以上使用することもあります。また、PCでの仕事やリモートワークが増えたことも、巻き肩が問題視される要因の一つです。 巻き肩が長期間続くと、鎖骨や第一肋骨などの可動域が狭まります。
巻き肩になる過程では、猫背も同時に発生します。多くの人は、猫背が先に発生し、その後巻き肩に移行します。体の構造上、背筋が伸びている状態では巻き肩にはなりません。巻き肩になるには、背中の肩甲骨が外側に広がる必要があります。 背中が丸まることで肩甲骨が広がり、脇の筋肉が硬化し肩甲骨の動きを阻害します。この状態が続くと、巻き肩が猫背を治しにくくする悪循環に陥ります。
巻き肩は猫背になりやすく、首・肩こりや腰痛などの原因となり、長期化すると痛みやしびれが起こることがあります。