皆様こんにちは!
普段履きのユルイ靴でサバイバル
ゲームに行ってしまい足の捻挫を
しそうになった鈴木ですw
皆様も靴選びに気を付けて下さい笑
そんな訳で今回は足のトラブルに
ついて話していこうと思います!
僕は学生時代はテニスやバスケットボール
を趣味でやっていたのですが、膝の
半月板を痛めたり、足首の靭帯を
痛めたりで怪我を繰り返していました。
皆様はスポーツでの怪我をされた事は
有りますか?
某大学での学内調査では年間551件も
スポーツ障害の報告があるそうです。
学生調査ではスポーツ中の怪我を
経験している方は40%で特に足の
怪我は25%もあるので、スポーツを
行う時には予防をした方が怪我の
リスクを下げる為に必要があると
考えます。
例えば、日常的にストレッチを行い
筋肉の柔軟性を上げたり、週に何度か
マッサージの治療を受けて普段から
メンテナンスを行う事でリスクを
減らす事が出来ると考えます。
某大学調べでは、足の中でも特に
怪我をしやすい部位は551件中
なんと38件が膝関節です。
膝関節で多い怪我は38件中18件の
『前十字靭帯損傷』になります。
『前十字靭帯』とは膝の中にある
靭帯で運動時に膝を安定させる役目
をしています。
特に痛めやすい競技はサッカーや
バスケットボールなど方向転換を
伴う競技に多く怪我をしやすい
傾向があります。
『前十字靭帯損傷』には接触型と
非接触型にわかれていて、接触型は
アメフトやラグビーなどでタックル
を受ける事て直接外力が加わり損傷
するものと、非接触型はサッカーや
バスケットボールなどで転倒、着地、
方向転換で膝を強く捻り、膝がガクッ
と外れ損傷するものです。
症状としては、受傷時は方向転換の
際に膝に強いズレ感や、ブチッ!と
強い衝撃が走り、数分間は膝を抱え
て動けないほど痛いですが、その後は
歩行が可能なケースもあります。
数時間後には腫れ上がるので迅速に
アイシングと固定が必要になります。
診察には膝関節のストレステストを
行います。前十字靭帯損傷の場合は
内側側副靭帯損傷と内側半月板損傷
を同時に痛めている場合があり、この
状態を『アンハッピートライアングル』
と呼びます。
これは本当に不運ですね。
僕はテニスを楽しんでいる際に濡れた
コートで足を滑らせ転倒し両膝を同時に
アンハッピートライアングルを起こしました。
包帯が取れるまで3週間かかり、前十字靭帯の
手術は行わなかったので今でも膝に不安を
残しています。
整形外科ではレントゲンには映らない為、
MRIによる画像診断が行われます。
治療としては固定をしっかり行い
2〜3週間後には腫れは引き、痛みも
日常生活では問題ない程度に収まり
ますが、競技を再開しダッシュから
の急なストップ時に脱臼する恐れも
あるので、完治の時期は注意が
必要となります。
前十字靭帯損傷は手術が必要になる
事があるので競技中に膝が痛いと
感じたら直ぐに僕達に診させて下さい!
ちなみに『アンハッピートライアングル』
の残りの『半月板損傷』と『側副靭帯損傷』
ですが、半月板とは大腿骨と脛骨の間にある
クッションの役割や動きを滑らかにする役割
がある物です。
例えば野球のキャッチャーが盗塁を防ごうと
膝を深く曲げた状態で膝を捻る動作をした時
や、バレーボールやバスケットボールで
ジャンプや着地の時に急な方向転換をした時に
半月板を損傷します。
側副靭帯とは膝の両側にあり、膝関節が横に
曲がらないように支える大事な役割を持っています。
柔道などの格闘技でも内側や外側からの外力に
よって側副靭帯を損傷します。
基本的に靭帯損傷の場合は関節を
固定して電気治療を2〜3週間続ける事で
腫れも痛みも引いてきます。
もしも、不慮な怪我でアンハッピートライアングルを起こし
てしまっても当院で治療させていただけますので
ご来院下さい。