2020/05/28
皆さんこんにちは。
新型コロナウィルスによる緊急事態宣言がようやく解除されましたね!!
まだ完全に元通りというわけにはいかないようですが、また逆戻りとならないように1人1人が気を付けなければなりません。ゴールデンウィークは皆さんもたくさん我慢されたと思います。自由に旅行できる楽しい夏休みになるようにもうひと頑張りしましょう!
緊急事態宣言解除前後から人の動きを随分と感じるようになりました。通勤の電車も空席がなくなってきましたし、車の通行量もだいぶ増えてきたように感じます。先日自宅の近くで交通事故の現場に遭遇しました。自分がいくら気を付けていても「もらい事故」にあうことだってあります。最近では自動車の安全性能が向上していることから交通事故による死亡者数は減少していますが、発生件数はほぼ横ばいの状態が続いています。命に別状のないケガをされる方は依然多いということを表しています。
では万が一交通事故に遭ってしまった場合、どのように対処したらいいのでしょうか。今回は行楽シーズンを控えた今のうちに知っておきたい「もし交通事故にあってしまったら」のお話をしたいと思います。
➀大きなケガをされている方がいる場合は救急車要請
②被害者であっても加害者であってもまずは警察に電話をする。 車の損害の大小、ケガの有無に限らずまずは警察に電話をしましょう。この時の警察の存在は事故の「証人」です。「事故証明」を警察に作成してもらうために、警察官の現場検証が必要です。「事故証明」は車の修理やケガの治療を行う際に必要となりますので、「うちの車にはドライブレコーダーが付いているから警察を呼ばなくても録画されているから大丈夫」ではなく必ず警察に連絡しましょう。
③警察が到着するまでの間に相手の免許証やナンバープレートを撮影しておく。また保険会社に連絡をする。
④医療機関を受診する。 事故によってケガをした場合は診断書の提出を求められます。診断書は医師でしか発行できないので、近隣の整形外科を受診して検査の上診断書を発行してもらいます。事故直後は症状が軽微であったとしても一週間から10日くらいの間で徐々にもしくは急激に悪化する事もよくありますし、負傷から時間がたてばたつほど「交通事故によるケガ」を証明することが難しくなります。事故から2~3日以内に医師の診断を受ける事をお勧めします。
このブログを読まれている方で実際に交通事故に遭われた方はどれくらいいらっしゃるでしょう?ほとんどの方が未経験だと思いますし、あっても1~2回程度ではないでしょうか。だからこそ万が一の時にこのような知識を備えておくと安心です。身体に受けた事故の衝撃と壊れた車を目の前にして、まして初めての事故であれば冷静でいられる訳がありません。起きてはいけないその時のために頭の片隅に置いておいてください。
緊急事態宣言が解除されたと思ったら間もなく梅雨に入ります。雨が降ると視界が悪くなり、運転にはより注意が必要です。逆に自分が歩行者や自転車の場合は「あの車には自分が見えていないかもしれない」という発想により事故に遭わずに済むかもしれません。車も歩行者も自転車も皆で気を付けましょう。