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南行徳ひびき整骨院BLOG偏平足について

偏平足について

2020/12/15
皆さんこんにちは。南行徳ひびき整骨院です。

早くも2020年の年末を迎えますね。今年はどんな1年だったでしょうか。コロナウイルスで外出もままならずいろいろ制限されてしまいましたね。来年こそは感染者を減らし普段の生活に戻れるようみなさんで協力していきましょう。

 

さて今回の内容ですが扁平足について書かせていただきたいと思います。

まず扁平足とは何かご存知でしょうか。簡単に言うと足の裏が平らになってしまっている状態です。人間の足はなだらかなアーチを作っています。これは外側縦アーチ・内側縦アーチ・横アーチの3つで構成されて足裏にドーム状の空間を作っています。これを一般的に「土踏まず」と言います。このアーチは体重が足にのったときに衝撃を和らげる働きがあります。この機能が低下すると体には大きな負荷がかかるのです。

どんな人が扁平足になるのでしょうか。大きな原因の一つが足の筋力低下です。足に着く後脛骨筋や足の裏の足底筋群が弱い状態、また加齢によって弱くなることもあります。特に現代の日本人はこの扁平足の人が多く見られます。今は昔と違い家の中でも靴下を履いている方が多いのではないでしょうか。また裸足で駆け回る経験をしたことがない人もいるでしょう。実はこの2つが足の成長に大きく関わってきます。靴下を履いていることで足の指で踏ん張るという動きが減ってしまい、足の筋力が低下してしまうのです。裸足で過ごすことも足に刺激が入るという意味ではすごく良いことなのです。体のバランスをとるにはさまざまな感覚受容器が働いていますが足の裏も重要な1つになっています。

 

では扁平足になると体にどんな影響が出てくるのでしょうか。まず1つはシンプルに足に痛みが出ることがあります。足底の筋肉に負担がかかります。また足の甲も本来よりもしなりがない形になってしまうため痛みが出てしまう可能性があります。さあ他にどんな影響があるでしょうか。実は膝や腰にも負担がかかるのです。足のアーチには体重による負荷を軽減してくれています。これかなくなり扁平足になると他の関節特に体重がかかりやすい膝や股関節の負担が大きくなるのです。膝・股関節に負担がかかると姿勢不良につながりますこうなると腰の痛みや肩の痛みにもつながってしまうのです。

 

ここからは扁平足を予防する方法を紹介していきます。足のアーチの形成には足底の筋力が必要になってきます。このトレーニングとして足趾のグーパー運動があります。足の指を大きく開いてその後ギュッと閉じます。最初はうまくできないかもしれませんが手でサポートしながらやるのもいいと思いますよ。またタオルを使った運動も有効です。タオルの上に足を置き、足の指でタオルを手繰り寄せるようにします。他には家の中などの足元が安全な場所では裸足で過ごすこともいいですね。

 

今回は扁平足について書かせていただきましたがいかがだったでしょうか。少しでもお役には立てましたか?当院ではお体の状態を適切に判断して必要な治療を行なっています。体のことで不安なことがありましたら一度ご相談ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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