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南行徳ひびき整骨院BLOG四十肩予防

四十肩予防

2019/12/01
行徳、浦安にお住いの皆さんこんにちは!

南行徳ひびき整骨院の鈴木です!

 

最近は急に気温が下がり、体調を崩しやすい

時期ですが皆さんは体調を崩されていませんか?

 

急に寒くなる今の時期には寝違いやギックリ腰、

シビレを伴う神経症状で来院される方が急増

いたしますので、皆さんも普段から体の

メンテナンスの為に湯船に浸かって体を

温めたり、ストレッチをして柔軟性を高める

ようにセルフケアもお忘れなく!

 

今回のブログでは以前にも取り上げさせて

頂いた『四十肩、五十肩』について、

もう一度お話しさせて下さい。

以前もお話ししましたが、恥かしながら

僕も20代の頃に四十肩になりました。

完全に完治するまで時間がかかるし、

治療期間中に反対側の肩も四十肩になる人も

いるぐらい厄介な症状です。

 

今回は予防策をメインに進めていきます。

まず『四十肩、五十肩』になりやすい人

とはどんな人なのかと言いますと、

ズバリ!猫背の人デス!

特に巻き込み肩が強い人は要注意です。

今や日本人の9割の人達が猫背になると

まで言われている猫背の人達は四十肩

の予備軍でもあるんです!

 

猫背の人の特徴としては、本来なら135°

前傾している骨盤が後傾し、腰椎が前弯

しているはずがフラットバックになり、

肩が内側に巻き込み、その所為で肩甲骨は

外側に引っ張られ動けなくなります。

さらに、5キロ以上ある頭は前方に倒れ

頭を支える頸椎はスマホ首(ストレート

ネック)になってしまいます。

 

めちゃくちゃ体に負担をかけてそうですね。

この猫背を放置しておくと、筋緊張性頭痛や

頸肩腕症候郡、寝違え、ギックリ腰、

梨状筋症候郡、頸椎ヘルニア、腰椎ヘルニア

などのリスクも上がりますが、今回は

『四十肩、五十肩』をピックアップして

いきます。

 

以前の診断にはレントゲンを撮り骨に

異常は無いが肩に痛みと可動域制限が

あると原因が判らなくても四十肩と

診断されていました。

最近ではMRIや超音波検査などによって

様々な病態が起こっている事が解明され

ました。

四十肩には主に5つの病態があり、

ほとんどの症状は複合した状態で発症

している為、状態の改善に時間がかかって

しまいます。

その5つの病態を紹介していきます。

 

《烏口突起炎》

烏口突起とは肩甲骨の上縁の外側部にある、曲がった突起部分です。

肩関節の付け根の部分にあり、烏口腕筋、上腕二頭筋、小胸筋が

これに連結しています。

これらの筋肉が集まる終点になっており、ここ色々な負担がかかると

炎症が起こります。

 

《上腕二頭筋長頭腱炎》

腕の力こぶを作る上腕二頭筋が、上腕骨の結節間溝という

トンネル状の溝を通る時にこすれて炎症が起こります。

 

《肩峰下滑液包炎》

肩峰とは肩甲骨の一部で、肩関節よりも上にある外側に大きく

張り出した所です。

滑液包は文字通りに肩関節を滑らかに動かすためのクッション材で、

骨と骨の間の隙間にあり、袋状で中に液体が入っています。

この滑液包が炎症を起こした状態です。

 

《腱板炎》

腱板とは肩甲骨と上腕骨をつなぐ4つの筋肉(棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋)

の総称で、肩関節を安定させる働きをもつインナーマッスルです。

肩をくるむように一枚の板の様になっています。

この4つの筋肉のうち、どれかが炎症を起こすケースが腱板炎。

特に棘上筋と棘下筋の2つが、炎症を起こしやすいです。

 

《癒着性関節包炎》

関節包とは肩の関節自体を包む袋状の緩衝材で、この関節包に

炎症が起こるケースを指します。“癒着性”という言葉が

通例で使われるのですが、最新の研究で癒着は起こって

いないことがわかってきました。海外では

「フローズン・ショルダー」、日本語では「凍結肩」と

言われています。

言葉の通りに関節包がぎゅっと固まって、関節の硬縮が

起こります。

肩が固まって動かなくなってしまうのが一番の特徴で、

他の4つの炎症との大きな違いです。

さらに四十肩の治療が難しくしている点は、

これらの病態が複合的に発症する事が多い

からです。例えば腱板と同時に上腕二頭筋

長頭腱炎を起こしている方は腕を上げ始め

る動作に制限があり、自分で上着を着れない

など日常生活にも支障を出してしまいます。

 

『四十肩、五十肩』は40代から50代に必ず

起こる症状ではありません。

20代から30代の頃から肩周りの筋肉や関節の

柔軟にしインナーマッスルを鍛え、姿勢の

改善が予防に繋がります!

 

そこで、自宅でも出来る5つのエクササイズ

をオススメします。

 

①まっすぐ正面を向き、猫背にならない

ように姿勢を正し、両方の手のひらが

前を向けて手をパーの形に広げ、腕を

伸ばし体につけた状態でゆっくりと

90°外転し戻す。

 

②手のひらを後ろに向けた状態で①と

同じ動作をする。

①②とも肩のインナーマッスルの強化

を促し、肩関節の動きをスムーズにする

エクササイズです。

 

③床やベッドに横向きに寝た状態で、

両膝を丸め、肘を90°に屈曲さ手の

握って体幹に肘を乗せたまま、おヘソに

近づけたり地面と平行にしたりを

繰り返します。

これで肩のインナーマッスルの強化と

肩の動きを良くする効果があります。

 

④立った状態で両腕をバンザイのポーズ

をとります。そのまま肘を曲げながら

胸を開くように肘を広げながら肩甲骨が

動いている事を意識しながら繰り返します。

 

⑤腕を脱力し、肩を大きく動かしながら

肩甲骨を動かします。前回しと後ろ回しを

交互に行いましょう。

 

このエクササイズを詳しく聞きたければ、

南行徳ひびき整骨院で鈴木に聞いて下さいね。

 

ただし、これだけでは猫背問題が解決して

いないので当院の猫背矯正も同時に受けて

いただき『四十肩、五十肩』の予防を

しましょう!

今後、肩甲骨ハガシも取り入れる予定

ですので、皆さんにより健康な身体作り

を提供していきます。

 

行徳や浦安で肩に違和感がある方が

いましたら、南行徳ひびき整骨院に

ご相談ください。

最後に、長文になりましたがブログ

を読んで頂き有難う御座いました。

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