2020/04/08
ブログをご覧の皆さんこんにちは!
今回は『寝違え』についてお話させていただきたいと思います。寝違えは皆さんも一度は経験した事があるのではないでしょうか? それだけ起こりやすい症状になっています。
寝違えと言っても『どんな症状?』と聞かれると、説明がなかなかできない人も多いと思います。なのでまずは簡単に寝違えについて説明していこうと思います。
症状と原因 朝起きると首が痛くて回らなくなる。寝ている時だけではなく、ソファなどで寝っ転がってテレビなどを見ていて首が痛くなる。痛みだけでなく、シビレを伴う場合もあります。この症状が寝違えと言われています。 寝違えは長い時間、不自然に首を回した状態で固定されていると起こりやすいものです。 首を回すと筋肉が伸ばされます。不自然な状態で回すと必要以上に筋肉が伸ばされ緊張してしまいます。通常よりも必要以上に伸ばされ続けた筋肉は、伸ばされたままではたまらないので、元に戻ろうと異常収縮を起こしてしまいます。そうなると筋肉の端っこが引っ張られてしまい炎症が起こってしまいます。 筋肉の異常収縮により周りの血管の血液の流れが悪くなり筋肉がとても硬くなってしまいます。そうなると寝違えが起こりやすくなります。
治療法 頚椎ヘルニアなどがなく、単なる寝違えの場合は、治療をすれば1週間程度、放置していても3週間程度で痛みは消えていきます。
ご自身で治療をされる場合は、まず熱を持っているようであれば患部を冷やし、少し痛みがひいてきたら動けるところまでゆっくりとストレッチを行います。様子を見ながら行うようにし、痛みが出る場合はすぐに中止してください。痛みが落ち着き熱感がなくなったあとは冷やさないように出来るだけ温めるようにしてください。身体が冷えると筋肉が緊張してしまって血液の流れが悪くなり、また寝違えを起こしやすくなるので気をつけてください。
整骨院ではまず首の動きの確認をしていきます。動きとしては、前屈(首を前に曲げる)、後屈(首後ろに曲げる)、右側屈(首を右に倒す)、左側屈(首を左に倒す)、右回旋(首を右に回す)、左回旋(首を左に回す)、この6つの動きを確認し痛みが出る運動を確認します。痛みが出る部位によって電気治療や鍼治療を行っていきます。電気治療や鍼治療を行うことで、筋肉を緩める効果があるので痛みが早くとれてきます。 また、痛みがある程度なくなった状態であれば矯正治療も効果的です。肩が内側に入ってしまうと首・肩の筋肉が緊張してしまうので、肩を開けるようにしていく矯正治療を行っていただくと、肩が開き筋肉の緩みも出るので予防にもなるのでおすすめです。
予防法 ①睡眠時に適度に寝返りが打てるようにしましょう 寝相が良い人は寝ている時に姿勢があまり変わっていない可能性が高く、筋肉が固まりやすく血流が悪くなりやすいです。 なので、就寝時と起床時の姿勢があまり変わらない方・寝相が良い方は適度に寝返りが打てる環境を作りましょう。 例えば、マットレスは硬めのものがおすすめです。低反発のものや柔らかい素材のものは寝返りが打ちにくくなるのでできるだけ避けましょう。
②首に負担のかからない高さの枕を使うようにしましょう 枕は首が曲がったり、反ったりしないような高さのものを使うようにしましょう。特に枕が高すぎる人は首に負担がかかりやすいので、低いものに替えられるようであれば替えましょう。 寝返りをあまり打たない人でも、枕の位置を正しくセッティングするだけで寝違えをするリスクを減らせます。
③寒い環境で寝るのは避けましょう 寒い環境で寝ると、筋肉が硬直し血流が悪くなります。そうすりと寝違えが起こりやすいので、冬場は温かい格好をし、夏場はクーラーで冷やしすぎないように注意しましょう。
④泥酔状態で寝るのは控えましょう お酒を飲んだあとは寝違えが起こりやすいです。筋肉内の血流が低下しやすくなります。それから酔っていると感覚が鈍くなるため、寝返りの回数が減ってしまいます。飲酒後などは寝る前に経口補水液を飲むようにしミネラル分を補給するのがおすすめです。ミネラル分を摂取すると血流低下を防げるので、寝違えの予防になります。
また最近は昼間は暖かく朝と夜に冷える、寒暖差があるので筋肉が緊張し寝違えなども起こしやすくなるので、できるだけ身体を冷やさないようにしてください。
南行徳ひびき整骨院では『寝違え』以外の症状にもしっかり対応しています!
行徳、浦安、妙典、葛西方面からの多くの患者様にご来院頂いております。 お身体のことで何かお困りのことなどございましたら、お気軽にご相談ください。