2019/10/19
皆さんこんにちは!!
いつも南行徳ひびき整骨院ブログをお読みいただきありがとうございます。
今回のテーマは『肉離れ』について記載させていただきます。肉離れはランニング中や短距離走などのダッシュ・スタートをした瞬間、バスケットボールやサッカーなど球技種目のような急激なストップとスタートを繰り返す動作の多いスポーツ選手に多い疾患です。 ですが、スポーツ選手に限らず、急に運動を始めたことにより筋肉に急激な負荷がかかりすぎる事によっても起こります。例を出すと・・・この季節になると多いのが運動会!お子様の運動会で親子競技などお父さんが張り切って走った結果肉離れをしてしまう。。。なんていうケースをよく聞きます。 そんな肉離れにも種類があり今回3パターンに分けてより詳しくお伝えしていきたいと思います。
【種類と損傷の度合い】
●種類● ①大腿四頭筋の肉離れ →太ももの前面についている筋肉。身体の中でも最も体積の大きい筋肉です。
②ハムストリングス・大腿二頭筋の肉離れ →太ももの裏側についている筋肉。半腱様筋、半膜様筋、大腿二頭筋の総称をハムストリングスといいます。
③ハムストリングス・大腿二頭筋の肉離れ →ふくらはぎについている筋肉です。
●損傷の度合い● 一般的な肉離れは損傷度合いが3段階(Ⅰ度~Ⅲ度)に分けられています。 一つの筋肉は本来筋繊維という細かい繊維状が束になったものですが、 一度:筋繊維の断裂はなく、軽く筋肉全体が引き伸ばされた状態で筋力や動きの制限がかかることは少ないですが、痛めてしまった患部に不快感や違和感、痛みが伴うことがあります。
Ⅱ度:筋繊維の何本かが切れてしまった状態(部分断裂損傷とも言います)で、一般的な肉離れがこれを指します。筋力や動きに制限がかかりやすく、患部は圧痛と腫れが伴います。
Ⅲ度:一つの筋肉が完全に断裂してしまった状態です。断裂してしまった部分はボコッとした陥凹がみられ、強い痛みが現れます。動きの制限もかかり断裂した箇所には皮下出血斑という内出血のようなものがみられます。
【症状】 〇腿四頭筋の肉離れ・・・・スポーツ選手に多く、大腿四頭筋はダイナミックな大きな動きが可能であるためどんな運動を行う場合でも使用される筋肉です。そのため、運動のし過ぎによる筋肉疲労(オーバーユース)や、冷えによっておこる筋肉収縮による筋肉の端が引っ張られて炎症を起こします。また、大腿四頭筋の肉離れの場合は、筋肉の真ん中が切れてしまうこともあります。
〇ムストリングス・大腿二頭筋の肉離れ・・・・運動中のダッシュやスタートした瞬間に起こりやすいのが特徴です。
★★★大腿四頭筋、ハムストリングス・大腿二頭筋の肉離れは、 太ももに刺すような鋭い痛みが走ることが最大の特徴です★★★
〇腹筋の肉離れ・・・・スポーツ時の急激なダッシュやストップを行っている最中に、ふくらはぎに激痛が走ったり痛むことが特徴です。また、ふくらはぎの内側を痛める事が多く、歩きづらくなったら肉離れを疑ってください。
【治療法】 肉離れを起こしたら、まずは冷やすことが一番重要です!! 治療としては、固定することが大切になってきます。包帯固定を行い圧迫をすることや、痛めた患部をテーピングする事で痛めてしまった筋肉を補助する効果があります。そのほか、治癒力を高める効果のある干渉波治療(電気治療)をすることで早期回復が望まれます。また、回復傾向にあっても元々の筋肉が硬い場合はまた肉離れを引き起こしてします恐れが ある為、スポーツ選手の方でもそうでない方でもストレッチを日頃から私生活の中で取り入れることを推奨いたします。
上記のような治療に関しまして、南行徳ひびき整骨院でも行っておりますので、 肉離れをしてしまったかも・・・。歩くとふくらはぎが痛いなど気になることがありましたらぜひ一度お身体を診させていただければと思います! 今年の痛みは今年の内にクリアにさせましょう!! 最後までブログをお読みいただきありがとうございました! 寒暖差の激しい日々が続きますので、皆様体調面にはくれぐれもご自愛ください。
南行徳ひびき整骨院