2020/08/28
皆さま、こんにちは!!
南行徳ひびき整骨院ブログをお読みいただきありがとうございます。
今回は、『足がつると足のむくみの違い』について書いていきたいと思います。まずは、『足がつる』原因、特徴、対策についてお伝えしていきます。 普段の生活の中で、運動中や歩行時など身体を動かしている時や、夜寝ている最中もしくは朝方何気なく伸ばした時に筋肉が、何らかの原因で、突然自分の意志とは関係なくけいれんを起こすことがあります。筋肉が収縮したままで硬直し、元に戻りにくくなり痛みを生じます。これが「足がつる」という症状です。また、ふくらはぎで起こる場合、【ふくらはぎ=こむら】と昔は表現されていたことから、ふくらはぎの内側がつることをこむら返りということがあります。
また、足がつりやすい方に多い特徴をいくつか挙げていきたいと思います。 ☐激しい運動などによる筋肉疲労(特に若い世代に多い) ☐過度の労働や運動による体の疲れ ☐運動などにより多量の汗をかくことで水分やミネラル不足による脱水 ☐飲酒やカフェインを含む飲み物(コーヒーなど)の摂り過ぎによる脱水 ☐体の冷えによる血行不良 ☐加齢による筋力の衰え(女性の場合、女性ホルモンの減少に伴い筋力も低下) ☐普段使わない筋肉を使った後や、灸に負荷をかけた時 などが挙げられます。
足がつることを未然に防ぐ対策としては 〇カルシウムやマグネシウムの多い食品を取り入れる →とくに筋肉の働きに関係があるカルシウムは乳製品や小魚類に多く、マグネシウムは大豆製品(豆腐や納豆など)に含まれているため、積極的に摂取してあげると対策につながります。 〇ストレッチをおこなう →運動をしている方はもちろんですが、運動をしていなくても日常生活による筋肉疲労の蓄積を解消するため、寝る前にストレッチをすることがおすすめです! 〇足湯 →足元を温めることにより血液循環の改善に繋がります。 〇寝る前にコップ一杯の水を飲む →常温もしくは常温よりも少し低めの水のほうが腸での吸収率が上がり、快眠へと繋がるとされています。また、ムクミ防止にもつながります。
足がつりやすい方は是非上記のものを試してみる事をおすすめします!
次に『足のむくみ』について原因、特徴、対策についてお伝えします。 体の中で1番浮腫みが起こりやすい場所が脚になります。 よく聞く話だと、『仕事終わりに脚がパンパンになる』、『夕方になるとヒールが履けなくなる』、『靴下を脱いだら靴下跡がくっきり残る』等など、もしかしたら、思い当たる方もいるのではないでしょうか? そもそもなぜ脚が1番浮腫みやすいのかと言うと、心臓から遠い位置にあり、血液の流れが悪くなりやすいことや重力の関係で水分がたまりやすくなるためです。それにより、下半身やふくらはぎなどがパンパンに浮腫んで、むくみにともなう足の疲労感、だるさ、重さ、痛みなどの症状も一時的に出るといわれています。また、ふくらはぎは【第2の心臓】とも言われており、ふくらはぎの筋肉の働きによって、血液を心臓に戻すポンプの役割をしているため、筋力が低下すると血液がうまく戻らなくなり、血液中の水分が停滞するためむくみが起こります。
どんな方にむくみが起こりやすいのか? 一般的には、立ち仕事をしている方が多いとされていますが、実は座り仕事やデスクワークの方にも多い症状といわれているんです。。。 同じ姿勢を長時間続けること(立ちっぱなしの作業や座りっぱなしの作業など)で、脚の組織液(血液、リンパ液など)の循環が悪くなり、水分が下半身に停滞するからです。また、疲れがたまった時や、下半身に負担をかけ過ぎた時、睡眠不足になった時、お酒を多量に飲んだ後などにも、脚のむくみが起こりやすくなります。
むくみに関しての対策としては、 〇ストレッチをおこなう →足踏みやつま先立ちでかかとの上げ下げ、アキレス腱伸ばしを行うことで下半身の巡りが良くなります。 〇「カリウム」を多く含む食品を摂取する。 →カリウムには体に溜まった余分な水分を排出する働きがあるため、カリウムを多く含むすいか、アボカド、落花生など取ることがおすすめです! 〇湯船に浸かる →体を芯から温めてあげることで血液循環の流れも良くなります。
脚がむくみやすいから是非試してみてください。
上記の点から、足がつる=無意識的に筋肉の収縮が起こり硬直する。 脚のむくみ=水分や体の循環が滞ることによって起こる。 違いがあることを覚えて頂けたらと思います。
また当院ではこのような症状に対して、手技治療や電気治療、鍼治療なども行っております。今回お伝えした症状以外にも身体の痛みや辛さ、シビレなど気になる症状があればお早めにお問い合わせください。スタッフ一同お待ちしております。
南行徳ひびき整骨院