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市川市南行徳で肩こり・腰痛・交通事故後のむちうちなど辛い症状でお悩みなら南行徳ひびき整骨院へ

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南行徳ひびき整骨院BLOG

ひびき整骨院ニュース

2020/04/07

コロナウィルスに対する当院の取り組み

皆さんこんにちは。

今日これからに「非常事態宣言」が出されるようです。

在宅勤務や時差出勤など生活のペースが乱れたり、変わったりすることで体調を崩される方が当院にも多く来院されています。まだまだ終わりは見えてきませんが、そんな皆様をバックアップできるようウィルス対策を講じて日々診療しております。

当院では皆様に安心してご利用いただけるよう以下の取り組みを行っております。

 

・全スタッフのマスク着用

・定期的な換気とタオル交換

・ベッドや手指の消毒の徹底

・スタッフと来院された全患者様の体温測定

 

また、体温測定の結果37.0℃を越える方、倦怠感やカゼ症状のある方の利用を控えて頂いております。考え得る策を講じているつもりではありますが、時間帯によっては院内が混雑することがありますので、心配な方はお電話にてご確認の上ご来院ください。

 

今まで経験したことのないことの連続で心も体もお疲れだと思いますが、一日も早くこの状況から脱せられるよう今はジッと我慢です・・・。頑張りましょう!
2020/03/14

シンスプリント

こんにちは!!春になりもうすぐ桜の開花が近づいてまいりましたね!!

自宅の近くに桜並木道があるのでこの時期がとても楽しみです!!今年はお花見に行けるのでしょうか…はやくコロナウィルス終息してほしいですね!!!!!負けずに免疫力を高めて打ち勝ちましょう!!!!

さてさて今日はシンスプリントについてです☆

 

シンスプリントとは、「すねの骨(脛骨)の内側」が痛くなる障害です。シン(shin)は「すね」を意味しています。陸上競技をはじめ、走る機会が多いスポーツを行っている人に多くあらわれる症状です。日本では「過労性脛部痛」あるいは「脛骨過労性骨膜炎」という呼び名がつけられていますが、最近、シンスプリントという名称が一般化しています。

過労性と付けられているとおり、オーバーユース、つまり運動のやり過ぎによって起こる痛みです。ハードなトレーニングを集中的に行った結果、その運動時や運動後にすねの内側に炎症が起こり、痛みがあらわれます。

 

すねの内側の下のほうに、疼痛(うずくような鈍い痛み)や圧痛(圧迫することで生じる痛み)が起こります。現在の体の状態よりも(筋肉量や年齢、)、過度なランニングや跳躍をくり返し行うことで発症しやすい障害です。陸上競技、サッカー、バスケットボールを行うような人に頻発するといわれています。

また、長い距離を走る陸上ランナーの約20〜50%に発生しやすく、さらに運動を始めたばかりの中高生に多い傾向があります。

(1)すねの内側やふくらはぎが痛む

(2)すねの内側を押すと強い痛みが走る

(3)すねのあたりの骨にきしむ感覚がある

(4)運動量が増えると痛みが増す

といった症状がひとつでもあるようでしたらシンスプリントの可能性があるといってもよいでしょう。激しい運動をしたことがある方でしたら一度は経験したことがあるのではないでしょうか?

 

すねとその周囲には、ヒラメ筋・後脛骨筋・前脛骨筋・長指屈筋・腓腹筋などの足首のほうまで繋がっている筋肉があります。その筋肉は、骨に直接付着しているのではなく、「骨膜」という骨の表面を被う膜に付いています。

これらの筋肉は、走ったり跳躍をしたりするたびに骨膜を引っぱり、すねに緊張をもたらします。その緊張した状態が過度に続き過ぎると、骨膜が耐えきれずに炎症して、痛みがあらわれるのです。症状が軽いうちは、筋肉を動かしていると(運動を続けていると)痛みが治まることがあります。しかし、痛みを我慢して練習を続けると「疲労骨折」を起こす恐れもあるので注意が必要です。また、シンスプリントは、運動する時間の長さや、練習内容がハードになることで起こりやすくなる障害です。その他にも、

(1)取り組むスポーツが初心者

(2)ふくらはぎなどの筋肉ができ上がっていない人、弱い人

(3)ランニングフォームが悪い人

(4)扁平足の人、外反母趾

(5)浮き足の人

(6)すねの筋肉の硬い人

は、特に注意が必要です。また、硬いアスファルトなど練習環境の変化によっても、シンスプリントの症状がでることがあります。上記のような方であれば年齢に問わず起こりやすいのです。

 

シンスプリントは骨膜の炎症によるものですのでレントゲンでは異常が写りにくく治療にも個人差があります。南行徳ひびき整骨院ではシンスプリントの治療にも最適な電気治療がありますよ!特におすすめなのが高電圧低周波のハイボルテージ治療が南行徳ひびき整骨院にあり、炎症反応を麻痺させる痛み止めの効果があるので痛みを必ず軽減してくれます!!もちろん個人差がありますのでテーピングやストレッチ指導まで一人ひとりに合わせた治療方法を提案させていただきます!!

 

また、南行徳ひびき整骨院には、浦安、行徳、妙典、葛西などの地域からも多くの患者様にご来院していただいています。小さなお身体の悩みでも何でもご相談くださいね!! ぜひご来院お待ちしております。
2020/03/05

30歳代から準備しておきたいこと

皆さんこんにちは。

3月になりました!ようやく寒い冬も終わり(かなりの暖冬でしたが・・・・)春がやって来ますね。勝浦のひな祭りや新勝寺の梅まつりなど我が家の春のお出かけ先の定番ですが、ただ今年は伝染病のおかげで外出を控える事が多くどちらもまだ行けていません・・・・。早く収束するといいですね。

 

さて、今回は「骨粗鬆症」についてお話ししていきたいと思います。骨粗鬆症に罹る男女比は2:8で特に女性に多い疾患です。骨粗鬆症とは骨のカルシウム量が減少し、いわゆる「スカスカ」の状態になることで骨折しやすくなったり、特有の症状で多くの人を悩ませる疾患です。ではなぜ女性に多いのか?それは男女それぞれの身体におけるカルシウムの存在意義が異なるからです。

 

➀なぜ女性は骨粗鬆症になりやすいの?

男性の身体にとってのカルシウムは、骨格を強くし過酷な労働に耐える、外敵から身を守るための強い身体づくりのために存在しています。カルシウム代謝の管理は男性ホルモンが行っていますが、年齢による男性ホルモンの分泌量は若干は減少するものの生涯分泌され続けるので体内のカルシウム量の大幅な減少は起こりません。

一方で女性の身体にとってのカルシウムは「子供を産む(作る)ため」に存在しています。自分の骨に貯蔵してあるカルシウムを分け与えて一人の人間、赤ちゃんを作るための材料として女性ホルモンが管理しています。女性ホルモンは卵巣から分泌されていますが、閉経を迎えて卵巣の機能が低下すると分泌量は大幅に減少します。また、閉経によって卵巣から排卵が起きなくなると妊娠はできなくなるわけですから子供を作るためのカルシウムは女性にとっては不要となる。なので溜めなくなる。骨粗鬆症になるというわけです。

 

②骨粗鬆症になりやすい人はどんな人?

 実際に骨粗鬆症になった方のお話を聞くと、「小さい頃から牛乳が嫌いだったからね」や「もっと魚を食べておけばよかった」といった声をよく耳にします。確かにカルシウムの摂取不足も骨粗鬆症の一因になりうると言えますが、一番の要因といえるのが「遺伝」です。食生活に十分気を付けている人でも、血の繋がった親族の女性(おばあちゃん、おばさん)に骨粗鬆症と診断された方がいらっしゃる場合は罹患する可能性が高いといえます。

 

③骨粗鬆症になったらどんな症状がでるの?

 まず自覚症状として現れるのが夕方から夜にかけての背中や腰の痛みです。夕ご飯の支度で台所に立っているのが辛くなり、座って休まないといられない。でも次の日の朝起きるとスッキリしているということが多いようです。これ以外に自覚症状というものはあまりなく、転んでケガをしたり、内科でレントゲンを撮って初めて自分が骨粗鬆症であると認識することがほとんどです。脊椎の圧迫骨折(いつの間にか骨折)や大腿骨頚部骨折は骨粗鬆症の方に起きるもので、特に圧迫骨折が多発するといわゆる「腰の曲がったおばあちゃん」になってしまいます。

 

④予防法はあるの?

 カルシウムを積極的に摂取するために、食事やサプリメントでカルシウムを補給することが一般的に行われていますが、ビタミンDを多く含む食品と合わせてカルシウムを摂取すると吸収率が上がります。ビタミンDは青魚や椎茸、レバーなどに含まれていますから、イワシやアジを骨ごと食べると効率がいいでしょう。

 但し、骨粗鬆症と診断されてからでは効果は限定的となりますから、もし身内の方に骨粗鬆症の方がいる場合は30~40代から食生活には気を付けたほうがいいと思います。

 また、脊椎圧迫骨折(いつの間にか骨折)を防ぐ方法としては「正しい姿勢」が有効です。猫背の状態が続くと背骨のある特定の部分に負荷がかかり続けます。骨粗鬆症が進行して骨がもろくなると、負荷のかかっている部分がつぶれるように骨折してしまいます。よって遅くとも30台後半からは背中が丸くならないように、猫背にならないように気を付ける事で骨折のリスクを減少させることが期待できます。

 

 もしお身内に骨粗鬆症の方がいる場合は「いつの間にか骨折」リスク低減のために食生活の改善と姿勢矯正治療を並行して行ってみてはいかがですか?50年後には大きな差が生まれていると思いますよ。
2020/02/28

腰痛について

皆さん、こんにちは!!!

いつも南行徳ひびき整骨院ブログをお読みいただきありがとうございます!!

 

2月も間もなく終わり、卒業シーズンの3月になりますね。

最近は、連日メディアで取り沙汰されている新型コロナウィルスの影響でマスク不足やアルコール消毒不足、仕事のスタイルが在宅勤務やテレワークになった方など、全国の小・中学校、高校が休校など様々な場所で多大な影響がでていますね。

南行徳ひびき整骨院では、新型コロナウィルスの感染拡大・予防の為、スタッフのマスク着用並びに患者様・スタッフの手指消毒を徹底しております。

大変な時期ではありますが、予防対策を最大限にして乗り越えていきましょう!

 

さて、今回は『腰痛』について!

皆さんは腰痛と聞くとどんなイメージを持ちますか?

 

慢性的に腰が痛かったり、ズーンとした重い腰の痛み、あるいはズキンっとした腰の痛み、腰を曲げたり反ったりした時に痛む、、、

なんてイメージされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

腰痛を引き起こす原因は様々あります!

 

成長過程に伴っておこる・・・側弯症や腰椎分離症

主に加齢によりおこる・・・椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎すべり症

外力が加わり起こるもの(例に挙げると交通事故など衝撃が強く起きたことによる外傷)・・・脱臼や腰椎骨折

↑これらは全て腰椎(脊柱)に由来しておこる疾患です!

 

それ以外には・・・・

血管の病気や泌尿器の病気、消化器系の病気、婦人科の病気の中に腰痛を伴うものもありますが、これらは腰由来のものではなく内臓疾患からくる腰痛。

 

とたくさんの原因があるんです!

 

その中でも今回は成長期に起こりやすい、『側弯症』と『腰椎分離症』についてお話させて頂きたいと思います。

 

◎側弯症◎

原因と症状

側弯症は10代の女性に特に多く発生しやすい疾患です。

突発性側弯症ともいわれ原因が不明の場合がほとんどです。

 

幼少期~老年期までのどの年代でも起こりえますが、背骨のゆがみが主な原因とな り、片方の背中や腰部が突出したり、肩の高さの左右差、ウエストラインの左右非対称、肋骨が突出したり、背中や腰の筋肉が盛り上がるなどの症状が出てきます。この影響により、側弯や変形のある背部や腰部に痛みやコリができたり、側弯箇所によっては脊髄が障害され神経症状が出る場合もあります。また側弯症により胸郭(肺や心臓を包んでいる部分)が変形し呼吸器症状の息切れや肺活量の減少などが起こる事もあるようです。

 

治療法

手術を行うこともありますが、原則側弯症の完治は難しいと考えられています。

ですが、側弯や変形の起きている周りの硬くなってしまった筋肉をこれ以上悪化させないための予防治療として局所の筋肉に対して鍼治療や電気治療をおこない筋肉を緩ませることで痛みやコリの緩和にも繋がります。そして、背骨の少々のゆがみであれば骨格矯正をすることで痛みの改善は期待できます!!

 

◎腰椎分離症◎

原因と症状

サッカー、バスケットボール、野球、バレーボール、ラグビー、など身体をひねる動きや腰の前屈・後屈動作が多く、ジャンプと着地を繰り返す激しいスポーツを経験する事で起こりやすい疾患です。特に若年層の10代に多い。

腰の痛みが主ですが、おしりや太ももに痛みがでるのが特徴です。

腰を後ろに反らしたり腰を左右にひねることで痛みが誘発し出現します。安静時は痛みがないので気付かない方もいるようです。発症したまま高齢になってから痛みが出始まるケースもあります。腰椎が神経を圧迫することで起こる坐骨神経痛による下肢のシビレが伴い慢性的になってしまうケースが多いです。

 

治療法

痛みがあれば早期に治療をおこなったほうがまず良いです!!

当院では痛みを取る電気治療や鍼治療をおこなっています。鍼治療はシビレ症状にも効果がある為おすすめです!また、腰まわりの筋肉をほぐすマッサージ治療や可能な範囲でのストレッチをおこなう事も悪化予防にもつながります!

 

痛みや辛さでお悩みの方や、お身体のことで気になることがあればお気軽に南行徳ひびき整骨院にご相談ください!

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

2020/02/17

整骨院で筋力トレーニング!

ブログをご覧の皆さんこんにちは!!

今回は整骨院でできる筋力トレーニングについてお話しさせていただきたいと思います。

 

整骨院で筋トレができるの?と思う方が多いと思いますが、できるんです!!

ですが、整骨院で激しい運動をする訳ではありません!特殊な電気の機械を使い、整骨院ではベッドで寝てるだけでOKです!!

 

その電気の機械の名前は『EMS』です!!

 

EMSとは「Electrical Muscle Stimulation」の略称で、日本語では「電気的筋肉刺激装置」と言います。

EMSは身体に8つのパッドを貼り、電気を流して、筋肉を刺激して動かすという機械です。

 

まず、筋肉には身体の表面にある筋肉のアウターマッスル(表層筋)と身体の奥の方にある筋肉のインナーマッスル(深層筋)があります。

 

アウターマッスルとインナーマッスルの違いは、、、

アウターマッスルは身体を動かす時に大きな力を発揮し、関節を動かしたりします。また骨を守るなど重要な役割を担っています。

ジムなどでトレーニングマシンやダンベルなどを使って行われる負荷の高いウエイトトレーニングはアウターマッスルが鍛えられやすいと言われています。

 

インナーマッスルは関節の構造を補強する靭帯のような役割をしていて持続的に使われています。発揮する力も起こせる運動も小さいですが、関節の動きを細かく修正して正常に保ち、姿勢を保持したり、バランスをとったりと人間の様々な動きに関わりを持っていると言われています。

また、インナーマッスルは「姿勢保持筋」とも呼ばれ、良い姿勢を保つためには必要不可欠な筋肉です。鍛えられると身体の動きが滑らかになり、正しいフォームをつくることができます。また、関節を固定する役割もあり、関節痛などの身体の痛みも解消する働きがあると言われています。

インナーマッスルはアウターマッスルと比べ鍛えづらいと言われていて、運動による負荷がかけづらく、集中して鍛えづらいです。トレーニングをしていても成果が出にくく、諦めてしまう人が多いようです。

 

今回はそんなインナーマッスルを鍛えたい方にオススメです!

このEMSは電気の力で身体の奥にあるインナーマッスルを刺激し動かすことでしっかりと鍛えることができます!!

 

EMSは鍛えたい箇所にピンポイントで電気を流しトレーニングをすることができます。

ピンポイントでトレーニングをすることで、身体の他の部分に負担をかけないので、痛める心配などありません。激しい運動ができないご高齢の方にもお使いいただけます!

またEMSを受ける時は基本的には、ベッドで寝ているだけで大丈夫なので、運動が苦手な方にもすごくオススメです!

 

産後の方も妊娠中は運動ができないので、筋力が落ちてしまっていることが多く腰が痛くなりやすいです。なので、EMSを使って筋トレをしていただくことで腰痛なども出にくくなります。当院では産後の骨盤矯正も行っているので、骨盤の引き締めと筋トレを一緒に行っていただけると相乗効果もあり痛みを出しづらい身体作りにもなります!

 

さらに、インナーマッスルを鍛えると姿勢改善にも繋がります。骨盤は大腰筋や腸腰筋などの体幹の筋肉によって支えられています。それが衰えてしまうと骨盤が後ろに倒れ背中も丸くなってきてしまいます。そうなってしまうと身体に痛みが出やすくなってしまいます。そうならない為に、骨盤を支えているインナーマッスルを鍛え、骨盤が倒れないように筋力をつけましょう。骨盤が倒れないと背筋も伸び良い姿勢にもなります。また、筋肉に負担がかかりづらいので痛みも出にくくなります。

 

気になった方はぜひお気軽にご連絡ください。当院ではEMSは完全予約制になっていますので、ご注意ください。

 

南行徳ひびき整骨院ではEMSの電気治療の他にも矯正治療や鍼治療も行っております。行徳、浦安、妙典、葛西方面からも多くの患者様にご来院頂いております。

お身体のことで何かお困りなことがございましたら、お気軽にご相談ください。
2020/02/04

ケガをしたときに知っておきたい豆知識

皆さんこんにちは。

 

今年は記録的な暖冬といわれていますが、2月に入り東北の日本海側や北陸地方でようやく雪が降り始めたようです。平年に比べれば積雪量はまだまだのようですが、スキーやスノーボードを楽しまれる方はようやくシーズンインといったところでしょうか。

 

私は長野県出身なので、子供のころから冬の遊びといえばスキーやスケートでした。私が子供のころといえばまだ「昭和」だったので、残念ながらまだスノーボードはありませんでしたが・・・・。今はビンディングの性能が昔に比べ各段に良くなったため少なくなりましたが、スキーでは膝のケガ、スケートでは足首のケガはしょっちゅうでした。ただ、スノーボードをしている方の手、腕、背中や腰のケガは今でも多く、ウィンタースポーツシーズンになると当院にも多くの患者さんが来院されます。

 

今回はスキーやスノーボードに限らず、ケガをしてしまった時の応急処置の方法やケガの程度の簡単な見分け方をケガの種類別にお話ししていこうと思います。

 

①打撲(だぼく)

 一般的に言う「打ち身」のことで、何かにぶつけたときに起きるケガの事です。青いアザができて数日でいつの間にか痛みが消えていくというケガの中では比較的軽症の部類のケガとなります。但し、ぶつけた場所が筋肉に覆われている部分と関節など骨がゴツゴツしている部分とで痛みの程度や痛みが消えるまでの時間に大きな差がでます。関節には筋肉が少いため、衝撃のほぼ全てが骨にかかってしまいます。その時に骨の表面にある骨膜に傷がついて「骨膜損傷」を起こすと痛みが消えるまでに長期間かかる場合もあります。

 

・応急処置

 ぶつけた日から3日間は冷やして安静が基本ですが、筋肉の多い部分の打撲で腫れがある場合は患部を軽く圧迫します。この時圧迫が強すぎるとしびれやムクミの出ることがありますのでその時は速やかに圧迫を緩めて下さい。

 

②捻挫(ねんざ)

 「足首をねんざしちゃった」と聞くと「大したことないケガ」と思われがちですが、捻挫とは正常な可動範囲を超えて関節を動かそうと力が加わったときに起きる関節周辺にある組織の損傷を言います。皆さんよくご存じな関節周辺の組織といえば「靭帯(じんたい)」だと思いますが、関節を捻って時に起きる靭帯損傷も捻挫なのです。靭帯損傷だと重症、捻挫だと軽症ととらえがちですが、実は同じ病態を指す言葉です。靭帯の損傷度合いにもよりますが、痛みが消えるまでに約10日、靭帯の修復が完全に終了するまで3週間かかりますのでその間の適切な固定や治療が必要となります。「ただの捻挫だよ」と放置した結果、1ヶ月たっても痛みが消えないと来院される患者さんも多くいらっしゃいます。捻挫=靭帯損傷であることを肝に銘じて医療機関に受診してください。

 

・応急処置

捻挫の重症度は「腫れ」と「腫れ方」で判断します。手足であれば必ず反対側の同部位で比較します。ケガをしてから短時間(30分以内)でごく限られた場所(外くるぶしのまわりなど)に「ポコン」という腫れ(限局性の腫脹)がある場合は必ず「靭帯損傷がある」と言って間違いありません。腫れの次に確認することは関節の動きです。痛いながらも関節を動かすことができれば「捻挫」ですが、この時関節を動かすことができない場合は「脱臼」に分類されますので注意が必要です。

 軽度なものでも靭帯損傷があれば熱感と腫れが必ず出てきます。受傷からなるべく早めにアイスパックや保冷剤などで患部を冷やしてください。腫れが「ポコリ」とある場合は間違いなく靭帯損傷がありますので医療機関への受診をおすすめします。

 

③骨折(こっせつ)

 一般的にはポキンと折れた状態が骨折と思われがちですが、折れていてもズレのないものやヒビが入った状態も骨折といいます。骨折には何か強大な力が身体に加わった場合、例えば交通事故や高い所から転落したなどで骨が折れてしまうものと、捻挫の延長線上で骨が折れてしまうものがあります。よって捻挫の中に骨折が含まれていることがよくあり、実際に突き指の40%に骨折が含まれているという調査結果も出ています。

 

・応急処置

 捻挫と同様にごく限られた部位に「ポコン」という限局性の腫脹が出てきます。「歩けるから大丈夫」、「動くから大丈夫」などと自己判断せずに冷却と安静ののちに速やかに医療機関を受診してください。

 

 受傷直後に適切な処置が行われていれば早期に治ったものも、間違った自己判断で治るまでの期間を何倍にも延ばしてしまったという患者さんが多くいらっしゃいます。ケガの程度を判断する際に、私たちが真っ先に診るところは文章中にも多く出てきた「腫れ」です。 いろいろとお話ししましたが、今回覚えて頂きたいことはただひとつ・・・・・

 

          「ポコンと腫れたら骨折か靭帯損傷がある」

 

 それでも判断に困ったり、夜間などで他の医療機関が開いていないといった場合は、お電話でも構いませんので当院にご相談ください。
2020/01/30

産後の骨盤矯正

こんにちは!!! 今日は産後骨盤矯正についてお話しさせていただきます。 

産後骨盤矯正は出産後にほんとうにしなくてはいけないのでしょうか?? 

出産後に骨盤矯正をした場合としなかった場合とでは出産後の母体のダメージからの回復が大きく変わってくると言えます。

 

 

体型がなかなか戻らない‥。妊娠、出産を験した肩の多くが抱えるさんごの不調。特に中腰に沐浴などは妊娠」、出産で弱った身体にとても負担がかかります。

 

 

妊娠をすると赤ちゃんを骨盤内で育て分娩時に骨盤を通りやすくするため『リラキシン』というホルモンが分泌されます。そのホルモンの作用により骨盤内の靭帯や筋肉が緩み、恥骨結合も緩み、骨盤が少しずつ開いていきます。開いた骨盤は通常であれば産後二週間から半年かけて閉じていくのですが産後は無理な体制での抱っこや授乳、通常よりも身体に負担をかける体制も多く、骨盤がずれたり歪んだりした状態になってしまったり、産前の状態まで骨盤が戻らないということもあります。 

その状態を放っておくと腰痛や恥骨痛が」起こったり体型がいつまでももとに戻らなかったりすることもあるなど様々な問題が生じます。つまり産後のお母さんは骨盤が歪みやすく、太りやすい体質といった状態におちいってしまうのです。 骨盤の歪み、不安定性は身体のあらゆるところに影響を及ぼし痛み、疲労などの原因にも つながるとともにむくみやすくなったりプロポーションが崩れる原因にもつながります

 

 

。 産後の骨盤矯正はこれらの状態を緩和させる効果があるといわれています。 

とくに当院のひびき矯正は骨盤を正しい位置にするとともにしっかりとも骨盤が元位置にもどるように締める手技などを含んだ矯正治療なので産後の方にはオススメです。

 

 

産後に起こる腰痛、恥骨痛、関節痛、尿漏れ、冷え症などのトラブルは骨盤の歪みによる腰や恥骨などの過度な負担、子宮や膀胱などの骨盤内の臓器の位置の変化、血行の悪化などが原因でひきおこされることがあります。

 

 

ひびき式の産後骨盤矯正では①産後二週間以上経過していること②帝王切開の場合は産後二か月以上経過していること③産婦人科医からマッサージを受ける事を許可してもらっていることを条件としております。

 

 

しかしながら産後矯正は最大のチャンスともいわれています。なぜならば、骨盤が緩むという独特のホルモンによる現象は女性しか起こりませんし、産前に歪んだ骨盤をされた方に対しては産後を機会に元の位置に戻すチャンスともいえるのです。 

骨盤が柔らかいのは産後一年程度といわれています。最も安全に骨盤矯正ができるのが産後二週間~半年位の時期でしょう。 

骨盤は日常の様々な習慣やくせが歪みを引き起こします。骨盤が整ってもまた歪みを起こすような生活をしては意味がありません。ひびき整骨院では骨盤を正しい位置に戻すだけでなく生活習慣の見なおしや普段の生活のクセを見抜き、うちでできる患者様一人一人にあわせたトレーニングまでご指導させていただきます。実際に南行徳ひびき整骨院にて治療された患者様で産前よりもサイズダウンしたパンツが履けるようになった、抱っこするのが楽にできるようになった、産後からの膝の痛みがとれた、などの嬉しいお声をいただいております。 

産後は女性ならではの最大のチャンスでもるというのにもかかわらず放っておく方が少なくありません。これを機会に南行徳ひびき整骨院にて産後骨盤矯正を是非受けてみてください。 

また、産後の骨盤を正しい位置に戻すひびき式産後骨盤矯正をおこなった後は正しい位置に骨盤ベルトを付ける事をおすすめします。悪いクセや習慣がでないためにも正しい骨盤の位置をキープするためにもベルトをしっかりと締めましょう!!

 

 

当院は行徳、浦安、妙典、葛西など多くの地域から患者様にご来院いただいております。 今後も南行徳ひびき整骨院を宜しくお願い致します。
2020/01/23

「ギックリ腰」流行宣言?

みなさんこんにちは。

今年の冬は記録的な暖冬といわれていますが、やはり寒いですね。そんな中先日インフルエンザの流行宣言が出ました。私の周りでも当院通院中の患者さんやそのご家族にインフルエンザにかかられた方が多くいらっしゃいます。また中国では新型の肺炎ウィルスが猛威を振るっているそうで、日本への影響が心配されています。

「日和見(ひよりみ)感染」という言葉をご存知ですか?私たちが生活している空間には無数の細菌やウィルスが存在しており、常時私たちの体内に侵入してきます。しかし人間には「免疫機能」というものが備わっているため、毒性や感染力の弱い菌やウィルスを駆除し感染を防いでくれます。ただ、この免疫機能は低下してしまうことがあります。寝不足や過度の疲労、栄養の偏りが主な原因で、通常であれば簡単に駆除できる細菌やウィルスに感染してしまう・・・これを「日和見感染」といいます。この日和見感染の代表的なものが「帯状疱疹」で、感染力の弱いヘルペスウィルスに感染して発症します。免疫機能を常に正常に働かせておくためにも「十分な睡眠」「バランスの取れた食事」「適度な運動」を心がけたいですね。3拍子揃えるのはなかなか難しいですが・・・。

この時期猛威を振るうのはウィルス感染ばかりではありません。じつはこの時期猛威を振るうのが「ギックリ腰」なんです。年が明けてから当院にも急な腰の痛みを訴えて来院される方が大変多くいらっしゃいます。ではなぜこの時期にギックリ腰になる方が多いのかをお話ししていこうと思います。

 

そもそもギックリ腰とは何なのか?ギックリ腰には骨盤の歪みや筋肉そのものに炎症を起こすパターンなどがありますが、どのパターンにも共通している原因が「筋肉の硬さ」です。筋肉が硬いというお膳立てがあってはじめてギックリ腰は起こります。では筋肉を硬くする原因は何なのか?主な原因を挙げてみようと思います。

 

①疲労

 酷使された筋肉は「コリ」や「ハリ」と表現されるように収縮して硬くなります。筋肉を硬くする最も多い原因が疲労です。

 

②水分不足

 血液中の水分が減少すると、血液の粘度が高くなり流れにくくなります。筋肉は血液によって栄養分と老廃物の代謝を行っていますので、血液が流れにくくなると筋肉中の老廃物が溜まりやすくなるので、筋肉は収縮して硬くなります。

 

③冷え

 気温の低下に伴い体温が低下し始めると、これ以上の体温の低下を防ごうと筋肉の線維と線維の隙間を閉じて体温の放出を防ぎます。逆に体温が上昇し始めると、体温を外に放出しようと筋肉の線維と線維の間を広げます。冬はガチガチ、夏はダラ~ンなのはこのためです。

 

 筋肉を硬くする主な原因を3つ挙げましたが、冬のこの時期は②と③の2つが該当します。②の寒さはもちろんですが、汗をかかなくなるこの時期は水分摂取量が夏に比べると大幅に減少しますので③にも該当します。この時期は筋肉を硬くする原因の2つが該当するわけですから、筋肉の硬さが原因で起きるギックリ腰が冬に「大流行」するのです。そこにお仕事の忙しさが合わされば、いつギックリ腰を起こしてもおかしくない状態となります。

 よって⓵~③に気を付ける(お風呂に入って疲労回復に努め、温かい服装で身体を冷やさず、水分を積極的にとる)ことでギックリ腰は予防できるといっても過言ではありません。    でもウィルス感染のところでお話しした「食事・睡眠・運動」を揃える事が難しいのと同じでなかなか3拍子揃えるのは難しいものです。ギックリ腰は多くの場合突然やってきます。もし不運にもギックリ腰を起こしてしまったら当院にお任せ下さい。早期回復を実現します。
2019/12/26

手足のシビレ

皆さん、こんにちは!!!

南行徳ひびき整骨院ブログをお読みいただきありがとうございます!!

 

今回は『手足のシビレ』についてお話しさせていただきます。

 

手足のシビレを起こす症状は様々ありますが、その中でも今回は頚肩腕症候群と坐骨神経痛についてお伝えしていきたいと思います。

 

〇頚肩腕症候群

原因:一日中同じ姿勢でデスクワーク(特にパソコン作業や座り仕事)をされる方や学校給食の調理師さんやスーパーのレジ打ち、内職など手をよく使う作業が多い方、保育士さん等、首~腕、手首に負担のかかりやすい仕事をされている方に多い疾患です。

同じ姿勢や体勢での状態が続くことによって筋肉が疲労し、疲れが蓄積していくことで負担がかかり発症すると考えられています。

 

症状:最初はなんとなく、手や腕、肩、首などがちょっとだるいような、疲れたような感覚が現れますが手は普通に動かせるといった症状です。特に転倒したり、何処かにぶつけたといった外傷がなく首や肩、腕や指に痛みやしびれなどの感覚異常が起こります。

それが進行していくと、手や腕を動かそうと思っても思いどおりに動かすことができない上、さらには手や指が冷たい・しびれるといった末梢神経障害や筋力低下を伴う場合があります。

 

治療法:負担のかかっている筋肉をほぐすマッサージ治療やしびれを取るために、しびれている患部に対して電気治療や鍼治療など効果があります。また、ストレッチをすることも効果があり、ストレッチをおこなう事で筋肉の可動域がより改善され動かしやすくなります。日常生活においては、痛みやしびれが出る動作を極力させるように気を付けていただくことを心がけて下さい。

 

〇坐骨神経痛

原因:坐骨神経痛の症状はお尻から太ももや、ふくらはぎ、足の指先などに痛みやしびれが出る症状のため、病気ではないので原因はさまざまあります。

その中でも特に多いとされている原因が『腰椎椎間板ヘルニア』により腰の神経根(腰から坐骨神経が出る根本の部分)が圧迫されて症状が出る場合です。この症状は若い世代~お年寄りまで幅広い年齢層で起こります。その他に、若い方では『梨状筋症候群』というお尻の筋肉が坐骨神経を圧迫して起こる症状も多いとされています。

お年寄りでは、加齢にともない骨が変形したり椎間板の膨隆によって脊柱管が狭まれてそこを通っている神経が圧迫されて起こる『脊柱管狭窄症』という症状も多いとされています。いずれも多くの原因は、腰椎(背骨の腰の部分)に起こる異常によって坐骨神経が圧迫され、下肢(足)に痛みやしびれを引き起こします。

 

症状:坐骨神経とは、人体のなかでもっとも太くて長い神経で腰あたりから足の指先にかけて下半身に伸びている神経になります。この坐骨神経が通っている道沿いが圧迫をうけたり、刺激をされることによって、腰やお尻、太もも、ふくらはぎ、足の指先などに、歩こうとした際や腰を曲げた時、長時間同じ体勢での作業が続いたときに電気が走ったような痛みが出現したり、ビリビリとしたしびれや、筋肉が突っ張ったような感じなど、さまざまな症状が生じます。これが坐骨神経痛です。

 

治療法:神経を圧迫している筋肉に対してまずはマッサージ治療を行うことが大切です。筋肉をほぐすことによって神経を圧迫している筋肉が緩み、圧迫も緩和させてシビレが軽減します。その他に、併用して電気治療や鍼治療などで痛みやしびれが出ているところに対してよりアプローチした治療をおこなうと更に症状緩和に繋がります。また、ストレッチをすることも大切で筋肉の動きがより改善されます。日常生活においては、それ以上痛みを悪化させないために負担のかかる動作をする際は、コルセットをすることもオススメです!

 

上記の治療に関して、南行徳ひびき整骨院でもおこなっております!

肩や首まわり腕にかけて違和感や症状がある方、腰やお尻、太ももまわりやふくらはぎなどにしびれや痛みなどがある方はぜひお越しください!

 

南行徳ひびき整骨院
2019/12/19

五十肩について

ブログをご覧の皆さんこんにちは!!

今回は五十肩についてお話しさせていていただきたいと思います。

 

五十肩は名前の通り40~50代の中年以降の方に多く発症する疾患です。

正式名称は『肩関節周囲炎』または『凍結肩(フローズンショルダー)』と言います。40代で発症した場合は四十肩、50代で発症した場合は五十肩と呼ばれます。

五十肩になる原因ははっきりとはわかっていません。特に大きなきっかけがなく、肩に痛みが発生します。肩の腱が断裂していたり、レントゲンで明らかに異常があることはあまりありません。

肩関節は関節包や滑液包、腱板という腱や靭帯など多くのものに囲まれています。加齢により、これらの周辺組織に炎症や癒着が発生してしまい、肩の動かせる範囲が著しく狭くなります。

発症後、数日から数ヶ月にかけて徐々に、あるいは急速に痛みが増してきます。

 

症状としては、「動かしても動かさなくても肩が痛い」「肩が上がらない」「髪をとかしたり、結んだりする”結髪動作”ができない」「着物の帯を結んだり、ブラジャーをつける”結帯動作”ができない」「腕を後ろに回せない」などの症状があります。肩に痛みが現れることが多いですが、背中や肘の方まで痛む方もいらっしゃいます。重度の方では夜寝ていても痛みで起きてしまう、何もしていなくても痛みが出ることがあります。

 

治るまでの期間の個人差はありますが、多くの人が3ヶ月、短ければ数日、長くても1~2年くらいです。中には数年かかる人もいらっしゃいますが、五十肩は必ず治ります。

自然に治ることもありますが、放置してしまうと、日常生活に支障をきたすばかりではなく、関節が癒着してしまい肩関節の動きがかなり制限されてしまうこともあります。

なので自然治癒を待つのではなく、早めに治療を行った方が痛みも軽減され、早く回復することができます。

 

五十肩には、急性期と慢性期があります。

急性期では、安静にすることが大切です。炎症が起こっていて、痛みが強い時期になるので、まずは冷やすことが重要になってきます。

慢性期では、肩関節の周辺組織が癒着してしまわないように、無理のない範囲で腕を動かしてあげることが大切です。

 

肩関節に起こる痛みには、五十肩の他に肩関節の関節包炎や滑液包炎(肩峰下滑液包炎)、上腕二頭筋長頭腱炎、石灰沈着性腱板炎、肩腱板断裂などがあります。

これらは、X線(レントゲン)撮影、関節造影検査、MRI、超音波検査などで区別します。

 

治療法としては、患部を温めてあげることが大切です。冷えてしまうと血液の循環が悪くなり、痛みが強く出る事があります。なので、体温が最も下がる明け方や寒い日などは冷やさないように、湯船にゆっくり浸かるなどして身体を温めましょう。ただし、急性期の場合で熱感などがある場合は、炎症を起こしている可能性が高いので、冷やすようにしましょう。

また、マッサージや電気治療で関係している筋肉を緩めてあげることも効果的です。特に自分で肩周りを動かそうにも動かせない方は電気治療がおすすめです。電気の力で筋肉を動かしてくれるので、自分の力は特に必要ありません。

肩がある程度動くようになってからは、また五十肩にならないように矯正治療などがおすすめです。肩が内側に入ってしまい、肩周りの筋肉が収縮してしまい硬く動きにくくなり、五十肩になってしまうので、そうならないために肩を開いていい姿勢を作れる矯正治療をしていただくといいと思います。

あとは、予防として肩周りの体操などをしていただくといいと思います。

やり方としては、肩甲骨と腕の骨が同じ高さに並ぶように手を自分の肩に当てます。この時、肩の筋肉が緊張しないようにしてください。肩に手を当てたまま、肘で円を描くように肩を回します。最初は小さく、徐々に大きく回していくようにしましょう。右肩の前回し、後ろ回しを1分間。左肩を同じように1分間。最後に両肩を一緒に前後に回して1分間のセットを1日1回行うようにしましょう。

注意点としては、①肩に違和感がある方は行わない②肩に少しでも痛みが感じたときは無理をせず中止する③痛みが感じない範囲で行うようにする

これらを守り行うようにしてください。

しっかり予防をして、痛みの無い身体づくりをしていきましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。当院ではこのような五十肩以外の症状にも対応していますので、何か気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。ご連絡お待ちしております。

 

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