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南行徳ひびき整骨院BLOG肘内障について

肘内障について

2019/06/13
こんにちは。最近は寒暖差が激しく、暑くなったり寒くなったり…梅雨入りも発表されましたね。この時期はギックリ腰、寝違えの症状が多いので皆様お気をつけくださいね。 今回は子供に起こる肘内障についてお話します。

肘内障

肘内障とは肘の輪状靭帯という靭帯の橈骨頭がはずれかける、いわゆる亜脱臼を起こしてしまう状態のことをいいます。手を引っ張ったりしたときに子供に多く見られるものの怪我のひとつです。特に小学校の入学前までのお子さんに見られることが多いです。また、男女比でみると女児に多く見られることが多い傾向があります。治療は基本徒手整復術で行いますが、治療後しばらくの間は再発しやすいため注意が必要です。

 

 

原因…小さい子供の身体は発達途中の為、肘の輪状靭帯と橈骨頭がしっかり固定しきれていない状態です。その為、転んだり、腕を強い力で引っ張られたり、うでを掴んで何度も持ち上げるなどの行為などのふとしたきっかけで亜脱臼を起こす事があります。

成長に伴い骨格が完成するとこのような理由による亜脱臼の症状は減りますが、骨折などを関連して肘内障を発症することもありますので注意が必要です。

  

 

症状…肘内障を起こすと関節に痛みを伴う為、泣き出す子供がほとんどです。また、肘内障を起こすと腕が動かせなくなるので片腕がだらんと下がった状態になります。肘をやや曲げた状態でお腹のちかくに腕をもってくると痛みが軽減する事がある為こうした姿勢好んでとることもあります。

痛みは肘に限局されるため肘を動かすのを嫌がりますがその他の関節は問題なく動かせます。また、時間がたつと痛みは軽減しますが、関節や組織周辺の異常は残ったままなので患部を動かす事を非常に嫌がります。

  

 

検査と診断…肘内障は特別な検査をすることなく、問診上、身体所見などを見て判断します。しかし、受診後しばらく時間がたっても泣き続ける、肘が腫れる、手の感覚がない、手の指の色が変わる、などの骨折が疑われる症状の場合にはレントゲンを撮って詳しく調べる必要があります。最初の問診時にも注意が必要です。

 

 

治療…肘内障の治療には主に徒手整復が行われます。整復術では手術や全身麻酔などは不要で診察室で数秒の短時間で終了する事がほとんどです。

整復術には前腕を回内しながら肘を屈曲させる回内法と、前腕を回外しながら屈強させる回外法があります。どちらの方法を使うかは術者が判断します。整復後にはおもちゃや、お菓子を高いところにおいて取ってもらう、ばんざいをしてもらうなどをして手が動くか、肘のうごきを確認します。整復術をしても肘内障が解消されない場合や痛みを強く訴える場合は骨折の可能性を考えてレントゲンを撮ってもらうことをおオススメします。その場合には日を改めて整復を試みる事がおおいです。

肘内障が治ったあとしばらくの間は再発をしやすいため、可能であれば発症後1日は公園などの遊べる環境へ行くことや保育園での外遊びを控えることをおすすめします。しかし、小さなお子さんに対して遊ぶことを制限するのは難しいですよね。可能な限り、あるいはアクティブに遊び過ぎない環境に行くという選択肢があれば、あるいは大人が見ていてあげられる環境であれば程度に考えて頂いていいとおもいます。

子どもが急に泣き出してしまったりすることで大人はびっくりすると同時に心配な気持ちでいっぱいになってしまうと思いますが、痛みを訴えるようでしたら慌てずに近くの整骨院で診てもらいましょう。

 

 

南行徳ひびき整骨院でもこのような症状を診させていただくことは可能です!!ぜひ心配なことがございましたら小さなことでもご相談してくださいね。

南行徳ひびき整骨院では、浦安、行徳から足を運んでいただいている方も多いですがそれ以外にも欠真間、鬼越、宝、二股、塩焼、本北方、などの地域からも多くご来院いただいております。小さな身体の変化や痛みがありましたらぜひ南行徳ひびき整骨院へご来院お待ちしております。
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