足底筋膜炎の原因

足底筋膜とは、かかとの骨を中心にして指の付け根の方へ扇状に広がっている腱のことをいいます。この組織はアーチ状になっている足の甲の骨を支えるとともに、足の裏にかかる衝撃を和らげる役割を担っていますが、この足底筋膜が炎症を起こすのが足底筋膜炎です。

具体的な要因はいくつかありますが、スポーツはその主なものの1つです。ランニングやジャンプを繰り返すことは、足裏に大きな負荷をもたらすこととなります。

また、長時間の立ち仕事などを続けていると、やはり炎症を起こしやすくなります。さらに、肥満や足に合わない靴を履き続けていることなども、発症の要因になり得ます。

足底筋膜炎の症状

この病気の症状は足裏の痛みですが、主にかかとの骨付近で痛みを強く感じます。また、土踏まず辺りに生じることもあります。症状の出方としては、朝起きてからの歩き出しの数歩が特に痛むが、しばらく歩いていると痛みが軽くなるというケースがよく見られます。

長時間座っていた後に歩き出す時にも、同様の症状が起こります。発症の原因は足底筋膜への負担が過大になり、組織に故障が起きることです。

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